夢を叶えるワタシの成長日記 〜システムエンジニア編〜
まずはコードの丸写しから! プログラミング言語を操る システムエンジニアへの道
まずはコードの丸写しから! プログラミング言語を操る システムエンジニアへの道
専門学校に入学するまで、プログラミングに一度も触れたことがなかったというMさん。
パソコンのスキルは、エクセルとワードが少し使えるくらいだったそうです。
そんな彼女が、複数のプログラミング言語を操るまでになった、成長の道のりをレポートします!
暗号にしか見えないプログラム
教科書通りに打つのが精いっぱいのスタート
Mさんが入学したのはITの3年制の学科。
クラスメイトのほとんどが「プログラムとは何か」も分からない初心者だったとのこと。
最初に学ぶのは基礎となるC言語。まずは、コードの丸写しからスタート。
教科書を見て、その通りにひたすら“打つ”を繰り返すことで徐々にルールや法則を覚えたそうです。
「これを打てばこうなる」がなんとなくわかってくるのが夏休み前、それから1年生の後期に課題でC言語を使った○×ゲームをグループで制作します。効果音も入れて1か月かけて完成。
今ならもっと早く、もっと読みやすいコードを書きますね(笑)と振り返ります。
いろんな言語を扱えるようになったのは
プログラムの基礎をマスターできたから
2年生になってからはアプリケーション専攻を選択し、PythonやJaveScript、PHP、VBなど10以上のプログラミング言語を習得。
一番難しかった課題はPythonで組んだ「絶対に負けない五目並べのプログラム」。
プログラム言語自体は簡単なものだったそうですが、勝ち方が無数にあるので、友達に遊んでもらったり他の人のプログラムと対戦させることで、ミスや不具合を発見し、改良していったそうです。
今では、「カートに入れる」「カートから削除」「データベースに登録」「通信の暗号化」など煩雑な内部処理が多いWEBショッピングサイトや、WEBサイト、少し複雑なゲームも作れるように。
そんな彼女が重要だと思うのは、入学して最初に学んだC言語の習得。
いろいろなプログラミング言語のベースであり、身に付けておくとさまざまなシステムに応用ができるそうです。プログラミングの仕組みとどのように動くのかという基本も理解できるそうですよ。
プログラミング未経験のMさんがここまで成長できたのは、「課題をその日中にやり遂げる」「先生にわからない事を質問して解決する」など日々ステップアップする“習慣”を身につけたおかげだそう。
「とにかく、毎日続けることが大事。暗号のようなコードも、演習を重ねれば必ず理解できるようになります!」と笑顔で語ってくれました。
卒業後はシステムエンジニアとして開発に携わり、誰かの役に立って「ありがとう」と言ってもらえる仕事をしたいそうです。
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兵庫県出身 / Mさん ITスペシャリスト学科
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※記事の内容はすべて取材当時のものです。
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