夢を叶えた彼女にインタビュー 〜アニメのペインター編〜

パソコン初心者から憧れの
アニメ制作スタジオへ。彼
女が夢を叶えた理由とは?
パソコン初心者から憧れの
アニメ制作スタジオへ。彼
女が夢を叶えた理由とは?
中学3年生の頃からアニメに興味を持ち、独学で絵を描いていた彼女。
高校に入ってからも手描きを続け、パソコンを使って絵を描く機会は一度もなかったそうです。
そんな彼女が、憧れのアニメ制作会社のペインターとして働くチケットを手に入れるまでの道のりをインタビューしました!
パソコンを使って絵を描くようになったのはいつ頃からですか?
専門学校に入ってからです。高校の時、美術部で絵を描いていたのですが全部手描き。最初はパソコンで描くことに戸惑いましたが、数ヶ月でハマってしまい。それからは、平日は寝る間も惜しんで課題や作品作りに没頭しています。休日は、平日の睡眠不足をカバーするように眠り続けているので、お母さんによく寝姿を隠し撮りされています。
専門学校で作った思い出の作品を教えてください
専門学校の広報さんから「名刺に入れるイラスト」の作成をお願いされた時に作ったものですね。先生の個性と既存のキャラクターをMIXさせたイラストで、キャラクター名は「黒広報」w 個性が強すぎたため名刺に採用とはなりませんでしたが、周りのみんなには大好評でした。
4月から働く会社はどんなところですか?
Oさん:人気俳優を主演に実写映画化されたアニメや、TVで人気のアニメなどを手がけているアニメ制作会社です。就職活動をスタートする前から知っていた有名な会社なので、まさかそこで働けるとは思っていませんでした。
そのアニメ制作会社に就職するまでの道のりを教えてください
専門学校内で開催される「業界セミナー」にその会社が来校され、その際に色々と質問する機会があり、思いきってエントリーしました。就職試験では、「2人の女の子のキャラクターを自由に塗ってください」という課題があったのですが、私は提出する時1種類ではなく何パターンもの作品を提出しました。会社のリクエスト以上のものを提出したのは私だけだったらしく、そのおかげもあり二次試験に進み、内定をいただけました。
アニメ制作を目指す後輩にメッセージをお願いします。
私と同じようなアニメ業界を目指す後輩のために、試験や面接の内容をデータとしてしっかり残しているので、就職活動の際にはぜひ活用してくださいね。絵画未経験、デジタル未経験でも、「好き」という気持ちがあれば技術は必ず身につきます。憧れの業界に向けて、一歩ずつ前へ進んでみませんか。
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兵庫県出身 / Oさん
デジタルアニメ学科
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※記事の内容はすべて取材当時のものです。
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