専門職×女子~アニメの動画制作として活躍する先輩ガールズにインタビュー~
憧れの業界で働く先輩インタビュー。アニメの動画制作について魅力や学生時代について聞いてみました。
憧れの業界で働く先輩インタビュー。アニメの動画制作について魅力や学生時代について聞いてみました。
アニメ制作会社で動画を担当している小西さん。入社してから2年足らずで4つの作品に携わり、自身の成長を感じているそうです。
作品を通じて
自分の成長を実感できるのが嬉しい
動画マンとして動画作業をやりつつ、原画にも取り組んでいます。出来高制ではなく固定給で働いているため、制作ボリュームは月によってまちまちな感じです。
これまで担当したのは「復興応援 政宗ダテニクル 合体版+」「愛姫 MEGOHIME」「キャップ革命 ボトルマン」で、今は新作の「キャップ革命 ボトルマンDX」に携わっています。
入社時と今の作品を見比べた時など、絵を通じて自分の成長を実感できるところにやりがいを感じています。また自分の描いたものをたくさんの人が見て楽しんでくれると思うと、もっと頑張ろうと思いますし、見た人のコメントもモチベーションにつながっています。
アニメの仕事に就きたいと思ったのは、高校の課題の職業インタビューからです。せっかくなら普段めったに行けない所が良いと思い、アニメの制作会社に行ったのですが、社員の皆さんが生き生きと仕事をしているのを見て、非常に面白そうな業界だと感じました。
専門学校の先生の言葉が
今の仕事に役立っている
アニメを学んだ専門学校では、デッサンや模写で基礎画力から学び、1年時で原画に必要な技術を習得。クラス全員でアニメ作品を一から作るという課題もあり、アニメ制作に必要な工程の全てを学ぶことができました。
担任の先生は目先の技術を教えてくれるだけでなく、より先を見越した助言をたくさんしてくれました。それが今の仕事に役立つことが多々あります。
先生からは熱く時に厳しく思いのこもった指導を受けました
仕事をしている時に、ふとそのことを思い出して「あれはこういう意味だったのか!」と思い返すこともあります。
特に印象に残っているのは、先生の「学校で覚えたことはすべて捨てていけ!」という言葉で、勤務先で柔軟に対応するようにと言われたことです。
今の上司から聞くことと先生が教えてくれたことが通じることも多く、非常にためになっています。
学生時代のインタビュー記事はこちら
https://girls.kobedenshi.ac.jp/challenge/5286.html
友人と過ごした日々など
思い出の詰まった学生時代
学生時代の一番の思い出は学園祭で、とにかく楽しかったので印象に残っています。また友人と過ごした普段の日常、お昼休みに友達とコンビニに行ったこととか、放課後に校舎の屋上で友人と夕日を見て感動したりとか、今は作ることのできない思い出が今となっては貴重です。
学園祭で友人とコスプレしたのも良い思い出です
専門学校に入学すると、課題、進級制作、卒制、就活と予想以上に忙しいので、高校生の皆さんは、入学前にたくさん遊んでいろんな経験をした方が良いと思います。
セミナーで企業の方から言われた「アニメを描くことだけではなく、いろんな体験を通じて成長してほしい」という言葉も印象に残っています。
後輩の皆さんへ
私は色々な人と交流を取ることがモチベーションの向上や新たな発見につながり、楽しく仕事ができると感じています。画力も、もちろん大切だけどコミュニケーション能力も身につけるべきかなと思います。
高校時代にオープンキャンパスなど積極的に多数参加し、先生とのコミュニケーションをたくさん取ることも大切です。
<プロフィール>
小西 美緒 さん
勤務先:株式会社ガイナ
職種:動画
卒業学科:神戸電子専門学校 デジタルアニメ学科
卒業年度:2020年3月
出身:兵庫県
<勤務先紹介>
株式会社ガイナ
ガイナは、新しいスタジオとして日本を代表するようなアニメの拠点を目指しています。
社会の常識や固定概念に囚われることなく、楽しい世界を創造するために志を高く持てる人材を募集中
<小西さんが携わった作品>
『復興応援 政宗ダテニクル 合体版+』
『愛姫 MEGOHIME』
『キャップ革命 ボトルマン』
『キャップ革命 ボトルマンDX』
※掲載内容は全て取材当時のものです。