専門職×女子~ゲーム企業でスマホゲームを手掛ける先輩ガールズにインタビュー~

憧れの業界で働く先輩インタビュー。学生時代の思い出やゲーム業界を目指す後輩女子へのアドバイスを聞いてみました。
憧れの業界で働く先輩インタビュー。学生時代の思い出やゲーム業界を目指す後輩女子へのアドバイスを聞いてみました。
入社1年で、既存のアクション系スマホゲームをさらに開発する仕事に就いている森川さん。将来は自社オリジナルのゲーム開発にチャレンジしてみたいそうです。
いろいろな人たちと一緒に
モノづくりできるのが魅力
リリース後のスマホゲームの改修や新機能の追加を担当しています。既に書かれているプログラムがベースのため、読んで理解するのがなかなか大変ですが、自分の技術を活用しながら、デザイナーさんやプランナーさん、他社の方とも一緒にモノづくりが出来るのは大きな魅力です。
2年でゲーム業界を目指すため
必死で頑張った学生時代
ゲーム制作に携わりたいと思い、最短2年でゲーム業界を目指せる神戸電子へ進学しました。未経験だったプログラミングに集中特化して学べる環境も魅力でした。
入学後は基礎のC++から教わり、さらに高度な技術を使った3Dゲームプログラミングまで学びました。とにかく必死で勉強し、入学後2か月で2Dのゲームを、半年後には3Dのゲームを個人で制作できるようになりました。
1年次に制作した3Dゲームは
教員を魅了するほどのセンスとこだわりが光る作品
この時作った人魚と人間を切り替えながら進む3Dパズルゲームは、人魚のヒレと人間の足を切り替える動きを自然に見せる処理や、主役ではない魚の泳ぎ方など、自分の思う世界を表現するために細部までこだわって仕上げました。
いろいろと難しいことも多く先生にたくさんアドバイスをいただきましたし、「DigitalWorks」で企業の人へプレゼンすることもでき、今の会社のプログラマの方にも見ていただくこともでき、とても思い出深い作品です。
2年生の成果発表会※動画配信より
2年生になるとチームで制作するので、個人制作と違い、作業を分担するのが上手くいくか心配でしたが、メンバーにも恵まれ、2本の3Dゲームを作ることができました。
この作品も成果発表会の代表に選ばれました。しかも2本とも選ばれたため、同じチームで2回プレゼンすることに。同じメンバーで2回も登壇するのは歴代初の快挙だったそうで、先生からもお褒めの言葉を頂きました。
学校では現役のクリエイターから
直接作品を見てもらえるチャンスが多く
就職につながった
通った神戸電子は業界連携が強く、業界で現役の方に作品を見ていただける機会があり、企業からの信用も厚いと思います。今の会社に応募したのも、学内での作品アドバイス会でプログラマの方とお会いしたのがきっかけでした。
あらゆる年代の友人と出会い、優秀な方々と交流することも出来ました。先生方もつきっきりで熱心に指導してくださるので、プログラミング初心者だった私でもゲームプログラマになるという夢が叶いました。2年という短い期間で満足のいく就職もでき、入学してよかったです。
職場には同じ学校の先輩も!
ゲーム業界を目指す後輩の皆さんへ
希望する業界に就職するには平均以上の努力は必要です。私自身も、あともう1本ゲームを作っておけば良かったと思っています。着手した作品は必ず最後まで仕上げてください。頑張って勉強して優秀な方々と交流してください。応援しています。
<プロフィール>
森川 砂海 さん
勤務先:株式会社ニューロン・エイジ
職種:プログラマ
卒業学科:エンターテインメントソフト学科
卒業年:2021年3月
出身:香川県
<勤務先紹介>
株式会社ニューロン・エイジ
創業以来3DCGを得意としているゲーム開発会社です。企画、開発、運営までを手掛けるディベロッパーで、業界トップクラスの有名タイトルの制作に数多く携わっています。近年は自社開発にも力を入れています。
https://neuron-age.co.jp/
※記載内容は取材当時のものです